ご挨拶
                            
                        閉校記念事業実行委員会
                          会長  斎藤 實

熊石町立熊石第一中学校は昭和22年に、当時の雲石小学校の敷地内に開設され、昭和24年に現在の住所へ独立した新校舎を創立しました。その後、幾度かの増築、建て替え工事があり、現在の校舎が完成したのは昭和54年のことです。
創立以来、4,375名の卒業生を輩出し、地域、社会に大きく貢献する人材育成の場として70年の歴史を刻んでこられました。平成17年に八雲町と熊石町の合併により八雲町立熊石第一中学校となりました。

 この間、永きにわたり子どもたちの元気な姿や感性はいつも地域に活力を与えてくれました。しかしながら少子化という時代の流れには勝てず、創立70年の節目の年に歴史と伝統に幕を閉じ、平成29年4月より新生・熊石中学校としてスタートすることになります。

 今回、閉校記念事業実行委員長として閉校に携わることになった今は複雑な気持ちではありますが、来年4月からの新たな出発に希望の目を向けなければならないと思っています。この度、皆様方には熊石第一中学校の歴史と重みを、末永く記憶に留めるための「閉校記念事業」に対し、ご賛同・ご協力を戴き心より感謝を申し上げると共に、「熊石中学校」の子どもたちをこれからも末長く見守って下さいますようお願い申し上げ、挨拶とさせて頂きます。